何かが少し違う畳です。
先日、能登畳店で施工させて頂いた、神戸市東灘区のお客様宅の一風変わった畳です。
二つの「桜」の畳です。
このお部屋は、2色の畳を組み合わせてデザインされています。
その2色と言うのが「薄桜色」と「灰桜色」の2カラーになっています。
「薄桜色」は分かりやすく言うとピンク色、「灰桜色」はもっと複雑な色なんですが落ち着いた良い色なんですよね。
私はこの2種類のカラーはどちらも好きなんですが、どちらかと言うと「灰桜色」の方が人気があるようです。
一つのお部屋で二つの色を使うと少し忙しい感じもしますが、個性的で楽しめる空間になると思います。
自分の家の畳もこれくらい遊んでみようかなと考えさせられました。
- この畳は琉球畳に見えますが、実は縁付き畳なんです。
- それぞれのカラーの和紙畳表にほぼ同色の無地畳縁「ストリーム」を使って仕上げているんです。
- まあ、同じ色合いなので畳縁が目立たずに「琉球畳」っぽくなるという事なんです。
- このお部屋は、
- 半畳ばかりなのに縁付きで、
- 「薄桜色」と「灰桜色」の二色使いで、
- 三角形の変形畳があって、
- 通常の仕事とは少し違う部分がたくさんあった、おもしろい現場でありました。
- ありがとうございました!
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