芦屋市のお客様宅に和紙畳「黄金白色」の新調畳をお届けいたしました。
和紙畳の中でも古くからあるカラー「黄金白色」の畳です。
和紙畳「黄金白色」の施工画像です。
和紙畳が市場に流通しだしてから、もう何年経ったでしょうか。
最初は「こんなのは畳じゃない」とかいろいろ言われていましたね、確かに今のように質も良くなかった記憶があります。
今では無くてはならない商品として畳業界に、日本中の和室に居場所を確立したと言えると思います。
これも長い長い畳の歴史の中の1ページです。認めたくない畳屋さんも多いと思いますが。
この「黄金白色」は和紙畳の中でも、最初期からあったカラーです。
工業的に作られた畳表である和紙畳は天然い草畳表と違ってカラーが作れるという特徴がありました。
なので、青畳のような真っ新な青色の「銀白色」と綺麗に日焼けをした後の色である「黄金白色」が作られたんです。
お客様への見積もり時に「黄金白色」のサンプルをお見せすると、「何でわざわざ日焼け後の色にしなきゃならんの?」
と言うようなリアクションをいただいた覚えがあります、そんな覚えばかりかも知れません。
しかし綺麗なんですよね。綺麗に日焼けした後の畳の色って。
今回施工させていただいたお部屋も本当に品のある綺麗な和室になりました。
綺麗に日焼けをすると言うのは、能登畳店でもおすすめしている熊本産無着色畳表の特徴の一つです。
熊本産無着色畳表が年月を重ねながら写していく色の、一時のカラーを留めているのが和紙畳の「黄金白色」と言って良いと思います。
能登畳店としては、どちらも胸を張ってお勧めできる商品です。
よろしくお願い致します。
関連ページ
_________________________________________________________________________