芦屋市で変形琉球畳のご注文です。
通常でも難しく手間のかかる琉球畳の、さらに変形版のご注文でした。
芦屋市で変形琉球畳のご注文です。①-2010/5/28
忙しくて、前回の投稿からずいぶんと時間が過ぎてしまいました。
仕事終わりが深夜になると、どうしてもパソコンの前に座る気力が出なくなってしまいます。
もう若くは無いんだなーと思う、今日このごろです。
以下の畳は、明日納品させていただく畳です。
琉球畳30枚分の広間ですが、変形の部分があります。
まず、最初にご紹介するのは、
「二段の柱型」です。
基本的に「縁無し畳」の柱型加工は難しいんですが、二段となると3倍くらい難しくなります。
次にご紹介するのは、
「斜め部分のある縁なし畳」です。
斜めの部分がある畳は作るのももちろん難しさがあるんですが、一番難しいのが「採寸」です。
言葉にはしにくいので、割愛しますが難しいんです。
最後にご紹介しますのが、
「凹型、もしくはコの字型」です。
「二段柱型」よりもこちらの方が難易度が高いかも知れません。
いつも通りに一生懸命仕上げました、しっかり綺麗に出来た自信もあります。
でも、1つのお部屋にこういう形の畳が3枚あるのは初めてなので、敷き詰め終わるまでは緊張感が無くなりません。
明日が楽しみです。
明日は、神戸市東灘区での一日畳表替えと上記の琉球畳の納品、宝塚市のお客様宅のこれまた琉球畳の制作です。
頑張ります!
_________________________________________________________________________
芦屋市で変形琉球畳のご注文です。②-2010/5/29
昨日の投稿にある変形の琉球畳が今日、お部屋に綺麗に納まりました!
一安心です。
まず、二段の柱型のある畳は、
いい具合に入りました。
各角が直角では無いので、微妙にゆがめて作っています。
こうやって綺麗に納まると、人の目では分からない位のゆがみです。
次に、三角形っぽいのと凹型の畳は、
このような感じです。
何故、柱が飛び出さなければいけなかったのかは分かりませんが、何か理由があるんでしょうね。
畳同士の合わせ目で出来るラインも統一感がある形で通せました。
L字型になったお部屋ですが、ラインを通すことで「つながりのある畳スペース」になりました。
全体の仕上がりが、
こういう感じです。
ありがとうございました!
来週もたくさんのご注文をいただいておりますので、大忙しです。
頑張ります。
関連ページ
_________________________________________________________________________