国産畳表と中国産畳表の違い
- パッと見では分からない国産畳表と中国産畳表の違い、しかし使って分かる違いがあります。
- 畳表は見る物でも、食べる物でも無く、使う物です。見た目が似ていても意味はありません。
見た目では分かりにくい国産畳表と中国産畳表の違い
- 実は、パッとの見た目で言えば国産畳表よりも中国産畳表の方が綺麗に見える場合があります。特に等級によっては。
なぜなら、水溶性のペンキとボンドで強く着色をしているからです。
フローリングと無垢の木材のような物で、後付けの人工的な見た目の方が均一なんですね。
しかし、い草の質が悪ければ、その見た目もすぐに汚くなってしまいます。
また、ペンキやボンドの上で暮らすのが良い事なのでしょうか?
畳表は長く使う物ですし、安心して使っていただくべきものだと思います。
また、畳表は踏んで使うために存在するものですから見た目よりもい草の充実が重要だと思います。
私は、品質さえ良くなれば中国産畳表を使うのが悪いとは全く思いません。
しかし、今の段階ではお客様におすすめしにくいと考えています。
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い草内部の密度の違い
- い草の品質を決める要素として「い草の中身の充実度」があります。
このページをご覧になっている方の中にも、「昔と比べて畳表が弱くなった」と感じておられる方がいらっしゃるのでは無いでしょうか?
もしそうなら、中身の充実していない畳表、もしかしたら中国産かも知れません。
「い草の密度」はい草の栽培段階から手をかけないと、充実しないものなのです。
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い草の皮の厚さの違い
- い草の表皮の厚さも畳表の品質に大きく関わってきます。
そして、国産畳表と中国産畳表の大きな違いの一つでもあります。
い草の栽培方法によって大きく左右されるのが、「表皮の厚さ」なのです。
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い草の選別の違い
- い草は高級品も普及品も同じ田んぼで採れます。
ですから、畳表に加工する前にい草を等級別に分けなくてはいけません。
同じように、よく育たなかったい草が畳表に混じらないように、取り除かなくてはいけません。
この工程を根気良く丁寧にしないと、品質の良い畳表は出来ません。
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農薬の使い方の違い
- 国産畳表も最小限の農薬は使います。
しかし、農薬の使い方にも国産畳表と中国産畳表の間には大きな違いがあります。
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い草の乾燥のさせ方の違い
- もともと、乾燥のさせ方には違いがあったのですが最近さらに違いが大きくなってきました。
い草の乾燥のさせ方は、畳表の品質に大きく関わってきます。
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