畳の品質管理責任者
認定者が管理の上で作られる畳が必ず一定以上の仕上がりになるように工程管理が出来る畳店運営者を認定する資格です。
工業製品業界には、製品の出来がある一定以上に作られる設備・工程を備えている工場を認定する「JIS(日本工業規格)」と言うものがあります。
また、農業分野には工程や設備ではなく商品の規格を示した「JAS(日本農林規格)」と言うものがあります。
畳業界の特徴でもありますが、畳と言うものは工業製品と農産物で出来ているものが多いです。
畳表は農産物で、畳床は工業製品です。
畳店は加工販売業ですので、仕入れる畳材料は「JIS」か「JAS」の規格に合ったものばかりですが、畳と言う製品にはJIS認定がなされていません。
材料の段階で認定を受けているので、畳になってからさらに規格を受ける必要が無いと言う事です。
だからと言って品質管理を全く考えないのはおかしい事ですので、こう言う資格が出来ました。
確かに、品質管理の考えは重要です、工程を管理する事であり得ないミスが起こらないように出来る利点があります。
まあ、品質管理と言うのは「底辺の底上げ」であって、より良い品質を求めるためのものでは無いですが。
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