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畳屋としてあれこれ思う事

能登畳店を支えて下さり、ありがとうございました!

能登畳店を支えて下さり、ありがとうございました!

もうすぐ平成の世が幕を閉じ、新しい世の幕が上がります。

平成の世に能登畳店をご利用いただきありがとうございました!

もうすぐ平成が終わりますね。
平成8年に先代である父が他界し、私が3代目として能登畳店を継承する事になりました。
その時24歳だった私が、今では46歳です。
何か本当に長く、でも本当に短くも感じる平成の世でした。

私にとってもそうでしたが、畳業界にとっては非常に困難で、激動の時代だったと思います。
なんと言っても、私が後継した22年前に比べると、国産天然い草畳表の生産者である農家さんの件数は軽く10分の1を下回りました。
さらに、それでも需要が上回らない、減っても減っても畳の需要が下回り続けた20数年。
「畳店として商売を続けていけるのか?」「後世に畳を残すために何が出来るのか?」を自分に問い続けた20数年でもありました。
しかし、畳業界がそんな有様であったにも関わらず、能登畳店はお客様方に支えていただき、新しい時代を迎える事が出来ます。
本当に感謝しかありませんね。

まさに時代の節目ですが、こういう節目というのは振り返るいい機会になります。
「何故、今こうして畳店として存在出来ているのか?」
その問いの答えは新しい時代でも、畳も能登畳店も存在を守り続けていくための大きなヒントになるはずです。
ちょうどゴールデンウィークですし、そんな問いと振り返りをしてみようと思います。
感謝するべき対象は数えきれない程にあるはずです。

まずは能登畳店を支えて下さったお客様方に大感謝です。

本当にありがとうございました!

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