畳の仕事(過去記事集⑭)
能登畳店、「畳の仕事」の過去記事集です。
神戸市長田区にてフローリングに琉球畳-2010/7/8
神戸市長田区にて、フローリングスペースに琉球畳を敷き詰めて参りました。
最初の状態です、隠すのは惜しいほどのピッカピカのフローリングスペースです。
敷き詰め開始!まずは1列畳を並べました。
手前の空きスペースはドアの開け閉め部分です。
後2枚で完成です。
だいぶん畳スペースらしくなってきてますね。
これで、敷き詰め完了です。
畳表は健康和紙畳表「銀白カラー」を使用しています。
反対側からの画像です。クローゼットの扉の下には潜り込ませられる厚みに仕上げています。
お客様にも大変お喜びいただき、嬉しい限りです。
実は、もう一部屋の洋室も畳化のご注文をいただいております。
そちらの方は、明日のブログでエントリーさせていただきます。
ありがとうございました!
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神戸市長田区にてフローリングに敷き詰める琉球畳2-2010/7/9
昨日の続きですが、神戸市長田区にてフローリングのお部屋に敷き詰めるタイプの琉球畳を納品させていただきました。
上の画像は、健康和紙畳表「黄金白カラー」を使用した琉球畳を2列分敷き終えた所です。
こちらは、新築のお家のフローリングスペースに琉球畳を敷き詰めたいとご注文いただきましたので、フローリングがピッカピカのペッカペカです。
畳で隠すのは惜しい気もしますが、フローリングも傷まないので問題ありません。
敷き詰め完了です。
フローリングスペースが見事に畳スペースに変わりました。
別にフローリングが無くなった訳ではなく、単に上に畳が敷き詰められただけでこの変わり様です。
洋室のインテリアとも全く喧嘩していません。
我ながら良い仕上がりです。
このお部屋は、6畳間に11枚の琉球畳を敷いています。
本来なら6畳間には12枚の琉球畳なんですが、半畳1枚分はドアの開け閉めスペースになっています。
クローゼットのドアの底の高さは25ミリあったのですが、ドアの底の高さは18ミリ程度しかありませんでしたので、畳の厚みを少しでも確保するために、ドア部分は畳無しにしていただきました。
畳は厚みがあればあるほど、張替えに対する強度が保たれますのでこう言うご提案をさせていただきました。
ドアの底の高さももっとあれば良いんですが。
ありがとうございました!
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西宮市で栗色カラーの琉球畳を納品させていただきました-2010/7/23
- 西宮市のお客様宅に、カラー健康和紙畳表「栗色」を使用した琉球畳を納品させていただきました。
この所、お客様とお話させていただく時によく「和室を使えていないので、使いたくなる様な和室にしたい」とお聞きします。
こういうお話を聞くと、すごく嬉しいのですが「和室を使えるようにする」と言うのは、実は能登畳店のテーマでもあるんです。
能登畳店の使命と言っても良いかも知れません。
「和室を使えるようにする」とはどういう事なのかと言うとですね。
能登畳店の立場から言い換えると、「和室をお家に迎えいれてもらう」と言う事なんですね。
「なんとなく和室があった」という認識のお客様が多いと思うんです。
「日本人だから和室が1部屋くらい無いと」と言う考えで、和室のあるマンションを購入したり・新築のお家を建てたりしたお客様の多くが和室が使えていない・和室をお家の一部として受け入れれていない状態にあるのでは無いでしょうか?
そういうお客様におすすめしたいのが、「和室のカスタマイズ」です。
例えば、「どんな和室なら満足して、お家の一部として迎え入れられるのか?」という問いをご自分に投げかけて欲しいんです。
その問いの答えが、
「やっぱり、どんなイメージをしても和室は受け入れられない」という答えであれば、我慢して和室を使わずに洋室にリフォームした方がお客様の幸せだと思います。
「モダンな雰囲気があって、色が変わらなくて、ささくれとかが起きなくて、そんな畳だったら使いたい」という答えであれば、現在の畳材料や施工方法で実現出来るかも知れません。
「よ~く考えて見たら、やっぱり私は天然い草が好き、多少現代的でない部分があっても日本の文化だし。そう考えたら日焼け・ささくれも時間の流れを感じれるし、草の上で暮らす天然の味よ」という答えであれば、天然い草畳表の嫌われる部分である日焼け・ささくれも楽しんで受け入れていただけると思います。
簡単に言うと、「和室をどうするのかを自分の意思で選んでいただきたい」んです。
①「この家に住みだした時に、最初から和室があって天然い草の畳が入っていた」
⇒②「畳がささくれてきた、服につくし綺麗でないのでなるべく使わないようにしよう」
⇒③「あまりにもひどいので、畳を張り替える」
この流れで畳を替えられるお客様がほとんどです。
すごく自然な流れではありますが、これでは「和室をなるべく使わないようにする」期間が非常に長くなりますし、何よりせっかくのスペースがもったいないです。
それに、この①②③の無限ループが当たり前になっているのは畳業界が、「お客様に③の段階での選択肢をきちんと提示出来ていない」のも大きな理由の一つなんです。
今の畳業界では、③の段階での選択肢がかなりたくさんあります。
この選択肢の中からお客様が、「こういう和室を使いたい」という畳をお選びいただけば、①②③の悪循環無限ループから抜け出す事が出来ます。
例え、結局天然い草畳表を選ばれるとしても、悪循環無限ループでは無く、満足感のある和室ライフをお送りいただけると思うんです。
「使いたい和室を想像する」、これがお家に和室を迎え入れる唯一の方法ですね。
少しでも多くのお客様に「使いたい和室」を実現していただきたい。
ぜひ一度、そういう想像をしてみて下さい。
よろしくお願い致します。
和室を使えるようにしようプロジェクト
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芦屋市にて天然い草琉球畳の納品でした-2010/8/14
- 今日は、芦屋市にて熊本産無着色畳表を使用した琉球畳の納品に行ってまいりました。
6畳の和室をリフォームされ、中央に15ミリ仕上げの琉球畳が納まりました。
新しい和室の形が増えてきましたが、こちらのお部屋もその一つです。
よく歩いたり、タンスを置いたりする和室内のぐるりを板間に変え、くつろげる中央部が畳になっている機能的な和室になっています。
お家は、暮らすスペースですので、暮らし方によって形は様々であるはずです。
和であれ洋であれ、画一的だった日本の住宅がそれぞれの個性に合わせたお家に変わってきているのを感じました。
その変化に合う畳も必ずあります。
是非、新しい暮らしの中にも畳をよろしくお願い致します!
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大阪府吹田市にてカラー和紙畳「栗色」の琉球畳です-2010/8/25
- 今日は、大阪府吹田市のお客様宅にカラー健康和紙畳表「栗色」の琉球畳を納品させていただきました。
すごくおしゃれなリビングと続きの和室でしたので、カラー琉球畳が似合っていました。
フローリングの色との相性もバッチリでした。
畳表の素材、琉球畳などの施工方法との組み合わせ次第で、「畳らしさ、和風感」の度合いがコントロール出来る時代になった事を感じるお部屋でした。
もう少し「和室らしさ」を出そうと思えば、琉球畳ではなく縁付き畳にしたり、カラーを従来の畳の色に近づけたりと、方法はたくさんあります。
お家のトータルインテリアに合わせて、和室も組み込む事が出来ます。
見た目的に和室が使いづらいと言う方は、是非一度ご相談下さい。
ありがとうございました!
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西宮市にて熊本産無着色畳表で表替え-2010/9/10
- 今日は、西宮市にて熊本産無着色畳表「麻たて糸畳表」での表替えをさせていただきました。
お休みになられているお部屋との事でしたので、もちろん一日での表替え作業になりました。
畳表替えの場合、基本的に朝のお引取り⇒夕方納品になります。
畳は床材ですので、お家での暮らしに無くてはならない物ですので、当日返しが当たり前だと考えています。
能登畳店が毎日のように使っている熊本産無着色畳表ですが、また今年も生産者が減ってしまいそうな状況のようです。
生産者の方たちの高齢化も大きな原因の一つではありますが、「畳表生産農家」と言う仕事が若い人たちから見て魅力を感じない仕事になってしまっているのが最大の理由です。
昨今の不況から来る、消費減少に伴う需要不足もありますが、やっぱり畳表生産者の方たちからすると「エンドユーザー」と接する事のない現状も魅力を感じられない原因の一つだと思います。
われわれ畳店は、畳をお使いいただくお客様と直接お話出来ますし、納品後のお喜びの声を直接聞く事が出来ます。
畳表生産者の方たちには、これが無いんですね。
このお喜びの声と言うのは、仕事を続けていくにあたって大変重要なご褒美になります。
このご褒美が畳表産地に届かない現状も変えていかなくてはならないところですね。
今日の仕事とは関係ない方向に話が行ってしまいましたが、熊本産地は日本の畳文化を守る最後の砦です。
畳という文化に携わる一人として、出来る事を頑張っていこうと思います。
ありがとうございました!
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和紙畳のニューカラー-2010/9/18
- 今日は、神戸市東灘区のお客様宅に健康和紙畳表のニューカラー「灰桜色」の縁付き畳を納品させていただきました。
HPよりお問い合わせいただき、お見積もり後にご注文いただきました。
「灰桜色」ですが、良い色です。
灰色と桜色、本当にどちらとも言えない微妙な色加減が綺麗です。
いつも思うんですが、自分の撮影技術の無さが恨めしいです。
何か、ちゃんと実物の色合いが出せないんです。
とは言え撮影技術の習得まで手がまわりません。
メーカーが良い施工写真を出してくれたらありがたいんですけど、無理でしょうね。
なので、これからも施工写真を撮り続けて「奇跡の一枚」をそろえていきたいです。
今日のお客様も、和室の変化に期待していただき、この畳をお選びいただきました。
和室に期待していただけるお客様の仕事は嬉しい仕事です。
ありがとうございました!
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カラー和紙畳「白茶色」の琉球畳-2010/9/21
- 今日は神戸市灘区のお客様宅に健康和紙畳表「白茶カラー」の琉球畳を納品させていただきました。
ホームページをご覧いただきお見積もり時にご注文いただきました。
以前から、琉球畳を考えておられたようで、納品時に大変喜んでいただけました。
ありがとうございました!
お部屋の照明が暖色だった事もあり、写真の色が濃い目になっていますが、「白茶色」はもっと白い感じのお色目になっています。
和紙畳の中ではニューカラーですが、今一番お選びいただいているカラーになっています。
今回のお客様もカラーを決めるのに一生懸命考えていただけました。
畳について一生懸命迷っていただけるのは、わたしにとってすごく嬉しい事なんです。
「畳なんて新しくなれば何でも良い」と言われるのが寂しいんですね。
このごろはそうおっしゃるお客様がほとんどおられませんので、ありがたく嬉しく思っています。
迷った上で、国産天然い草畳表。
迷った上で、カラー健康和紙畳表。
そんな魅力のある畳をお届けしていきたいです。
ありがとうございました!
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神戸市北区のお客様、カラー琉球畳です-2010/9/28
- こんばんわ、能登畳店 能登一浩です。
今日は、長い事埋もれていたSDカードから見つかった画像を投稿します。
せっかくお客様のお部屋を撮影させていただきましたのにブログやサイトにアップ出来ていませんでした。
申し訳ございません。
上の写真は、神戸市北区のお客様宅に納品させていただきました「健康和紙畳表・亜麻色」での琉球畳です。
フローリングスペースと似た色のカラーをお選びいただきました。
良い色だと思います。
カラー和紙畳の暖色系カラーの中で、中間的な色合いになるのが「亜麻色」です。
暖色的な色合いが薄すぎず・濃すぎず、明るすぎず・暗すぎず、使いやすい色だと思います。
琉球畳にしていただく事で洋風なリビングスペースからの繋がりにも無理がなく自然に調和していました。
新しくなったお家での暮らしをお楽しみ下さい。
ありがとうございました!
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健康和紙畳表のニューカラー-2010/11/10
健康和紙畳表にニューカラーが登場しました!
ニューカラーをお選びいただいたお客様宅にお届けしてまいりました。
その画像がこれです。
ちょっとピンボケしてますか。
何でこんなニューカラーの写真をお客様宅で撮らせていただく時にピンボケするのかなー。
はー・・・。
このニューカラーは自然な色合いになっています。
健康和紙畳表のカラーバリエーションの中でも、自然な畳らしいカラーと言えると思います。
青過ぎず、黄過ぎず、
和紙畳のカラーの中でも一番人気になりそうな予感がします。
ご提案できる商品が増えるのは嬉しい事です。
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関連ページ
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